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2007年10月13日 (土)

発病―夏休み―

混乱のまま、私は夏休みを迎えた。

「どうしよう」という不安感はずっと続いていた。

自分のおかしさは病気なのだということは知らずに

未だ自分の力でどうにかしようと頑張っていた。

可愛い服を着て、当時流行っていた厚底サンダルを履いて

買い物に行った。少しでも気分が晴れたらいいな、と思いな

がら。お金の使い方もおかしくなっていた。不安を解消する

為に、欲しくもないものを次々に買い込んだ。何でもいいから

心を落ち着かせる方法を探っていた。

買い込んだからといって、不安は解消されなかったが。

今思うと、何でこんなものを・・と思うような必要のない

ものをやたらに買い込んでいた。

夏休みは楽しいものなのに、どうにもならない不安で

私は混乱していた。夏の青空は、私には眩しく映らなかった。

見える景色が違った。私は違う世界にいるようだった。

何もしていないのに激しい疲労感に襲われる。

寝ても寝ても疲れはとれない。これを病気だと気付くことは

当時の私にはできなかった。知識もないし、今のように

メンタルに関してマスコミが大きく取り上げることは少なかっ

たから、私は自分のおかしさをどのようにすれば解決できる

のかがわからなかった。まあ、報道されていても私が気付か

なかっただけなのかもしれないが。

症状は教室の外でも現れていた。通りすがりの女子高生が

高らかに笑っているのを、私に対して笑っているのだと思った。

私は笑われている。そして悪口を言われている・・。

いつもなら楽しいはずの夏休みが、怖い世界に包まれた

夏休みとなった。

今までには体験したことのない世界だった。

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